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タイトルはAIですが、個人的な日記なので、あまり気になさらないように。

腎機能 検査値 CKD - PT Exam Lab -

腎機能 検査値  慢性腎臓病(CKD)

 

 

尿素窒素(BUN)

 蛋白質が分解されてできる老廃物です。腎臓の糸球体で濾過され尿中に排泄されます。腎機能が低下すると、血液中の尿素窒素をうまく濾過できないので、血液中の尿素窒素の量が多くなります。

高値を示す場合

腎機能障害、腎不全、脱水、消化管出血

 

低値を示す場合

肝不全、尿崩症、妊娠 

 

基準値 820mg/dl

 

クレアチニン(CRE)

 クレアチニンアミノ酸の一種クレアチン代謝されて できた老廃物です。クレアチニンは腎糸球体で濾過されますが、ほとんど再吸収されずに 尿中に排泄されます。腎臓が正常に機能していれば尿中に排泄されますが、血液中のクレアチニンが多いということは、腎機能が障害されていることを示します。 筋肉内で合成されるクレアチニンの量は筋肉量に比例するので、筋肉の病気を調べ るときにも検査されます。

 

高値を示す場合

急性・慢性腎炎、腎不全、尿毒症、腎盂腎炎、腎臓結石、肝硬変、心不全

 

低値を示す場合

筋疾患(筋ジストロフィ-)、尿崩症

 

基準値 男性 0.61.1mg/dl  女性 0.40.9mg/dl

 

推算糸球体濾過量(eGFR)

 推算糸球体濾過量(eGFR)は、どの程度、腎臓に老廃物を尿へ排泄する能力があるかを示しており、この値が低いほど腎臓の機能が悪いということになります。

 健康な人では、eGFR 100ml//1.73 ㎡前後 ですが、蛋白尿などの腎障害がなくとも、60 ml//1.73 ㎡未満が持続(3 ヶ月以上)して いれば CKD と診断されます。さらに eGFR が低下すると CKD の重症度(病期)が進み、 透析や心臓病などに心血管疾患の危険が高まります。末期慢性腎不全・透析では 15 ml/ /1.73 ㎡未満になります。

 

CKD患者に対して運動トレーニングの効果は検証されております↓

www.ncbi.nlm.nih.gov

 

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