失恋の科学 その1 恋愛を科学するシリーズ
どうも、愛を語れない男、Guchinakaです。
いきなりのカミングアウトすみません。
いきなり始まりました、愛・恋を科学するシリーズ
もちろん、引用文献は最下層に、4つもご用意しております。
失われた愛の痛み
失恋の痛みは生物学的基板を持っている可能性があるようです。(これは、今の人工知能では再現出来なそうです)ストレス心筋症は、突然の心臓発作を模倣し、心筋不全を伴います。しかし、失恋は怪我ではありません。
ある研究では、
参加者が身体的または感情的な痛みを感じたときに、脳の同様の領域が研究で活性化されることが観察されました。研究の6か月前にロマンチックなパートナーと別れ、「強く拒否された」と感じた40人の参加者の脳を、友人や元恋人の写真を見ながらスキャンしたそうです。
そうすると、感情的な痛みを感じると、背側前帯状皮質などの感情的な脳領域、および痛みの体性感覚、つまり二次体性感覚皮質(SIIニューロン)および視床をコード化する領域が活性化されることが示されました。
失恋⇒疼痛
(心が痛むというのは真実!!!!!!!!!)
身体の痛みを治療するために使用される鎮痛剤であるアセトアミノフェンが感情的な痛みを和らげるのにも効果的であることが実証されているようですね。Chenさんによる研究に示されているようですが、失恋の痛みは肉体的痛みの痛みよりも長く続くようであり、愛する人との別れによって引き起こされる思い出は、以前に経験した肉体的痛みの痛みよりも鮮明ということです。
引用文献:
Eisenberger NI. Broken hearts and broken bones: a neural perspective on the similarities between social and physical pain. Current Directions in Psychological Science. 2012;21:42–47.
Kross E, Berman MG, Mischel W, Smith EE, Wager TD. Social rejection shares somatosensory representations with physical pain. Proceedings of the National Academy of Sciences. 2011;108:6270–6275
Dewall CN, Macdonald G, Webster GD, Masten CL, Baumeister RF, Powell C, et al. Acetaminophen reduces social pain: behavioral and neural evidence. Psychol Sci. 2010;21(7):931–937.
Chen Z, Williams KD, Fitness J, Newton N. When hurt will not heal: exploring the capacity to relive social and physical pain. Psychological Science. 2008;19:789–795.