ドラえもん に搭載されている人工知能について考えてみる。
ドラえもん に搭載されている人工知能について考える
ニュースや新聞などでは人工知能についての話題を見かけない日はないほどになっています。
近未来に感じていた人工知能ですが、実用化まで、もうすぐそこまで迫っています。
近未来といえば、誰もが知ってる " ドラえもん " これは人工知能の塊です。
自分で学習し、選択し、行動するという非常に高度で処理速度が速い人工知能を搭載した猫型ロボットでしょう。
第1回目は
ドラえもんが初めてのび太に出会って、のび太をのび太と認識するまでの過程を人工知能的な方向から見たいと思います。
出来るだけ簡単で分かりやすく考えてみます。
前提条件
ドラえもんの目であるカメラはFPS 1000
動画は画像を連続で撮影したものです、1秒間に1000回画像を撮影したものがFPS 1000という解釈です。
今回はこのシーン
目の前にいる人から発せられた音や振動から、ドラえもんの中の自然言語処理で学習済みのモデル〈初対面の挨拶〉であることが分かりました。
" 初めまして、僕、$anyです。"
というプログラムが既に存在し、$anyには人の名前が入る可能性が最も高いから、この目の前にいる人物の名前は のび太であると判断。
モデル〈初対面の挨拶〉で、挨拶を受けた場合は、相手の言葉を繰り返して、$anyの所を、自分の名前 ドラえもん に変更して、アウトプットするというプログラムを学習済みなので、
「はじめまして、僕、ドラえもんです。」
と発音器を通じて音を出した。
まぁ、サクッと簡単に説明すればこの様な感じでしょうか?
あっ、ちなみにこの時点では、自然言語処理で応答しただけで、目の前にいる人物を のび太 という人物であるとは学習していません。
あくまで、音声による応答をしただけです。
続き
ドラえもんは挨拶をしながら、カメラである目で1秒間に1000枚の画像を撮影して、画像を全て数値に変更、ディープラーニングをしていました。
画像を処理するディープラーニングは、GPUというメモリが必要なのですが、何万枚という のび太 であろう画像を学習させる為には、ドラえもんにデフォルトで内蔵してあるGPUでは、不足しているので、電波を飛ばしてGoogleやMicrosoftの仮装GPUを使用する事になります。
そして、高速で のび太 を学習し、学習データを仮装GPUのある所から、ドラえもんにダウンロードします。
学習データと新しいデータで検証する為に、ドラえもんは
と、発言して、学習データと目の前にいる人物がのび太であることを確認する。
今回は、サクッと出来るだけ簡単に分かりやすく説明してみました。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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