第一次、人工知能ブーム 1950年〜1970年代
そろそろ、ちゃんと人工知能のことを書きます。
今回は、人工知能の歴史について書いていきたいと思います。
第一次、人工知能ブーム
人工知能自体は、かなり前から存在していました。
1950年~1970代頃には、主にルールベースの人工知能が研究されておりました。
ルールベースというのは、犬の特徴は長い鼻、前足がある など人間側でルールを決めて特徴を機械に教えていたという事です。ちなみに現在は、人間が特徴を決めるのではなく、機械が特徴を見つけ出しております。機械学習という名前由来でしょうか。
ルールベースの人工知能で、日常で良く使うのは、かな漢字変換でしょうか。
予測変換ではありません。ひらがなを感じに変換するといったものです。
つまり、ルールベースというのは、AだからBというようなアルゴリズムから答えを導き出すというものです。
この1950~1970年に、ディープラーニングの基本的な単位である、パーセプトロンも生み出されています。パーセプトロンというのは、原始的なニューラルネットワークの一つで、ニューロンを連結して、構成されたものです。
パーセプトロンは画期的な方法なのですが、線形では分離不可能ということが証明されてしまい、ニューラルネットワーク研究の勢いは無くなってしまいます。
つまり、語弊があるくらい簡単にいうとデータを分類することが出来ないという事を証明されたという事です。
ちなみに、単純なパーセプトロンではなく、入力層・中間層・出力層と3層をなしたものを多層パーセプトロンといいます。これは、また今後、書いていきます。
次回は、第二次人工知能ブームを書きたいと思います。
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